AKB48の数多くの楽曲の中でカラオケの際によく歌われている曲はどのような曲なのでしょうか?JOYSOUNDのカラオケ人気曲ランキングをもとにTOP5をご紹介したいと思います。
AKB48の曲でカラオケの時よく歌われているのは?
AKB48は多くの紅白歌手が引退する中、昨年も紅白出場を決めました。ただ、その出演メンバーの決定方法が総選挙のような形で決められるという事が発表されて話題になっています。
しかし、今年は姉妹グループ単独での出演がかなわず、私も含めてそちらはそちらで残念な方も多いと思います。反面、46の坂道グループは欅坂、乃木坂両方とも出演とあってライバルAKB48グループとしては少々悔しい結果となりました。
さて、そんな折にカラオケに行って楽曲を思い切り歌ってAKB48の魅力を再確認しようという方も多いのではないでしょうか(私ぐらいでしょうか、汗)。
そこで、今回はAKB48のカラオケにおける人気曲TOP5をご紹介したいと思います。それではランキング発表に移ります。
AKB48 カラオケ人気曲ランキング
第5位 会いたかった
この曲がランクインするのはファンとしてはうれしいです。AKB48の楽曲の中で有名な曲の一つであるとともにAKB48の原点といっても過言ではない曲です。
なかなか懐かしいメンバーのかなり若い姿を見ることが出来ます。そして「会いたかった」というワードを何度も繰り返すことが、恋へのストレートな気持ちを表すとともに「会いに行けるアイドル」としてのAKB48のコンセプトにもつながる部分があります。
第4位 フライングゲット
この曲は、前田敦子さんが総選挙で一位になってセンターとして歌った楽曲です。ものまね芸人のキンタロー。さんのものまねでも一躍有名になりました。
「フライングゲット」とは、CD等が規定の発売日前日の夕方から店頭に並ぶことから「前日にフライングでゲットできる」という事を表しています。そのことと恋愛をかけて、相手の素振りから自分に恋をしていることを察知して、ほかの人に取られて“売り切れ”になる前にゲットしてやる!という情熱的な恋の模様を描いた曲になっています。
一度、ネタに使われたことで、普通にカラオケでも歌いやすくなったかもしれません(笑)。
第3位 ヘビーローテーション
この曲も総選挙選抜メンバーが歌う曲であり、センターは大島優子さんです。曲の最初の「1・2・3・4!」という彼女の掛け声はとても印象的です。
この曲のMVでは、蜷川実花さんが演出を手掛け、まさにアイドルのMVといった具合の可愛さ全開のMVとなっています。水着で寝ころばせたり、猫耳にさらに猫の尻尾をつけたり、また、前田さんと大島さんのキスシーンがあったりと見どころ満載のMVです。
また、カラオケ人気曲ランキングでは何度も何度も一位に輝き、AKB48の鉄板ソングの一つとなりました。
第2位 恋するフォーチュンクッキー
この曲も選抜総選挙の順位によって選抜が選ばれた曲であり、センターは大島優子さんを抑えての驚きの一位として話題となった指原莉乃さんです。
この曲のMVは、旧HKT48劇場の横の通りを封鎖して多くのエキストラの皆さんと一緒に賑やかに踊りながら撮影されています。また、それ以外にいろいろな職業の方もダンスをしており、見ていて楽しいしテンションの上がるMVです。
そして、この曲はヘビーローテーションに勝る人気を博し、AKB48の新時代の到来を象徴する曲となりました。この曲のあと指原さんの人気は従来以上に高まり、現在のような活躍に至っています。そのような意味では、指原さんにとって転機となった一曲ともいえます。
第1位 365日の紙飛行機
この曲は、NHK朝の連続テレビ小説「あさが来た」の主題歌として、半年にわたって流れ続け知名度の高い一曲となりました。この曲以前は、あまりAKB48に興味を持たなかった人々も「朝ドラの曲の歌い手」としてAKB48を認識して人気が世代を超えて広がりました。
センターは山本彩さんが務めました。この朝ドラは大阪局の作成であったため、それもあって大阪出身の彼女にセンターをという事だったように思います。
それに加えて、お茶の間に毎日流れる曲でかつこのドラマに合う形での曲にしなくてはならないという要請もあったと思います。そこから、あまりアイドル感を前面にというものではなくて、アーティスティックな感じが求められたので、そのイメージに合わせてギターでの弾き語りが上手い彼女をセンターにしたと考えられます。
ちなみにこの楽曲はCDに収録される以前に朝ドラの主題歌に用いられたため、知名度が高いけれども公式な音源がないという状況が生まれてしまったため、直近のシングルのカップリングとして収録されました。何とも、1位の楽曲がカップリングとは不思議な感じがします。
ランキングの総括
全体的に、選抜総選挙によって選抜されたメンバーが歌った楽曲が多くを占めていました。これは、総選挙への注目度の高まりとともにその選抜メンバーが歌っている楽曲に対する関心も高まり、それに対してAKB48の運営サイドも力をかけてきたからではないかと思います。
そして、そのような曲を抑えてNHKの朝ドラの曲が1位というのもすごいことです。朝ドラパワー恐るべしと改めて感じました。
ファンの目から見ても人気に陰りが出てきている昨今、この様なランクインした曲を超えるような鉄板曲が現れることがさらにアイドル界の覇権を握っていくためのカギになると思います。これからに期待したいです!