2024年11月14日

AKB48の中で、最も売り上げ枚数が多いのはどのシングルなのでしょうか?オリコンの売り上げランキングをもとに、TOP5をご紹介したいと思います。

AKB48のシングル売上が最も多いのは?

 

AKB48は、2016年11月16日に最新シングル「ハイテンション」をリリースしました。このシングルをもって、人気メンバーの島崎遥香さんがグループを卒業することでもこのシングルは話題になりました。そして、11月28日付のオリコン週間CDシングルランキングにおいて、見事1位を獲得しました。

 

今や、AKB48がCDシングル週間ランキングでは、1位以外の順位をとるのを見たことがありません。そして、握手券がついているから売れているのではないかという声もありますが、それも正当な商売のあり方である上に、握手券だって曲があまりよくなく、メンバーにも魅力がなかったら買う人なんていないはずです。

 

様々な批判を浴びながらもその方針を貫きながら成功を積み重ねてきたAKB48シングルCD ですが、一体どのシングルの一番売り上げ枚数が多いのでしょうか?そこで今回は、オリコンCD売上ランキングをもとにTOP5をご紹介したいと思います。

 

それでは、ランキングの発表に移ります。

AKB48 CDシングル売上枚数ランキング

第5位 フライングゲット

ここで、ランクインしたのは人気度と知名度の高いこの曲でした。選抜総選挙による選抜メンバー21名が歌い踊った曲で、前田敦子さんが再び1位に返り咲いた印象深い選抜メンバーです。

 

「飛翔入手」と書かれたジャケットや悪者を総選挙の順位に従ってアクションシーン満載で倒したり、やられたりするシーンがMVにあるなど今までにはないシングルとなっていたことも注目度の高さを助長したのではないかと思います。

 

第4位 僕たちは戦わない

この曲は、2015年5月20日発売の総選挙の投票シリアル番号のついたシングルです。そのためもあり、シングル枚数が伸びたというのは総選挙直前シングルに共通することです。しかし、他にも同様の曲がありつつもここにランクインしているというのはその理由だけではなく、シングル収録内容自体も注目すべきものであったと言えます。

 

「僕たちは戦わない」は、最近のAKB48からするとメッセージ性の高い曲と言えます。明日を信じることや希望を捨てないことによって、憎しみの連鎖である争いに終止符を打つべきであり、そして愛を信じていれば振り上げたこぶしを下ろす日が来るんだという事をこの歌は歌います。

 

この背景には、ISISの問題や世界各地で紛争が起こっていることなどがあると考えられます。この歌詞のようになったら世界は平和になるかもしれませんね…。ただ、そうはいかないのが現実であるというもどかしさもこの曲から読み取れるような気がします。

第3位 ラブラドール・レトリバー

この曲は、2014年5月21日に発売されたこちらも総選挙前のいわば“選挙券シングル”です。

 

この曲のMVは、従来の夏曲、水着という方程式は崩さずに、そこに犬という軸を持ってきたという点で新しいです。そして、メンバーが犬だったというのもなかなか見られない落ちです。また、渡辺麻友さんのセンターも夏曲らしいすがすがしさを支えています。

 

曲の内容も、ラブラドール・レトリバーを混ぜながらも、ある二人の恋模様を歌っている恋の歌になっています。歌詞の中では「キスをしようか?」というものがありますが、それを聞き手に対して語り掛けているように歌っているため、自分に言われているような感覚を味わえ、ぼーっと聞いていると少々恥ずかしくなるような曲だとの声もあります(笑)。

 

どちらにせよ様々に魅力的な仕掛けがなされているシングルとなっており、新しいAKB48の訪れを感じさせるような曲になっています。

第2位 真夏のSounds good !

この曲は、2012年5月23日発売の総選挙直前のシングルです。そして、前田敦子さんが参加した最後のシングルとなっています。卒業前最後のセンターポジションが水着というのも何ともアイドルらしい閉め方だと感じました。

 

このMVは、攻める側と守る側に分かれて戦いを繰り広げるまさに選抜総選挙の図式を表現したものだと考えられます。守る側のメインは前田敦子さんら選抜組の比較的年長なグループであり、そして、攻める側のメインは渡辺麻友さんや松井珠理奈さんら次を担うと叫ばれていたメンバーが担当しています。

 

そして、現在の図式を見てみると今度は渡辺麻友さん松井珠理奈さんがAKB48を背負うメンバーの一人となっており、最近では次世代メンバーと呼ばれるメンバーも増えてきており、今度は渡辺さんや松井さんが守る側になっているという現実があるというのがまた面白いところです。

 

第1位 さよならクロール

この曲も、2013年5月22日発売の総選挙直前シングルです。そして、センターは大島優子さん、渡辺麻友さん、板野友美さん、島崎遥香さんの四人が務めました。ダブルセンターはたまにありましたが、四人のセンターは珍しいと思います。

 

また、特徴的な点として挙げられるのは恋愛の曲でキャッチコピーが「あなたまでおよぎたい」でありながら「姉妹」をもう一つのテーマにしているところです。MVでは、大島×渡辺、板野×島崎のような9組の姉妹が登場しています。それぞれ、自分の継承者的な存在として次を託しているとも受け取れますが真相は謎です(笑)。

 

そして、MVの撮影が沖縄県で行われたとあって美ら海水族館の水槽等の映像美がとても印象的でした。加えて、撮影した蜷川実花さんらしいアイドル全開を表現させる部分もあるなど多くのメンバーの様々な表情が収められた素敵な作品になっています。

ランキングの総括

AKB48においては、近年に発売された選抜総選挙直前のシングルの売り上げ枚数が顕著に多いということが分かりました。これは、先述の通り投票券のおかげでもあるとは思いますが、シングルのすばらしさあってのことだと思います。

 

そして、今回は表題曲に注目してご紹介しましたが、カップリング曲もシングルの魅力の一つであるのでぜひ表題曲以外の曲にも注目してみてください。

 

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です